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ご無沙汰しておりますf(^ー^;

気温が上がったりup下がったりdown、台風がやってきたりtyphoon、あんまり初夏のすがすがしさを感じられないうちに梅雨前線がひたひたと…sprinkle

大変ご無沙汰しております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか???

私は、学会発表を無事終えて、夏休みの宿題をとにかく提出した後の小学生の気分ですwobbly

ジタバタしても仕方ないのですが(私の頭には限界があって、これ以上考察のしようがないweep)、いつものことながら、ギリギリまであっちのデータを取り出してみたり、こっちの文献をひっくり返してみたり、見苦しいことこの上ないです。ずーっとこれやってるのに、いまだこうですsadしかし、演壇に立っても、なぜか決して上がらないのが私の不思議なところ…sign02

というわけで、すっかりこちらのご報告もさぼっておりました。

●前回のご報告を簡単に…

『認知行動療法 べてる式。』というDVDで浦河べてるの家の活動をご紹介しました。

SSTでもあるし、自助グループでもあるし、生活療法でもあるし、認知行動療法でもある。

別にどのレッテルを貼っても良いのだと思います。

とにかく、自分の弱みを確認するところからはじめて、言語化できる環境作り、メンバー相互で情報を共有する。

自己を「外在化」するというのは、どんな精神療法・心理療法でも目指していることです。

べてるの家がすごいのは、ユーモアにできること。

自分を客観化・外在化しなれなければ、ユーモアは生まれません。

笑えるということは、それだけ自分の感情に埋没しないで、
外から眺められていると言うこと。
別に、べてるの家にいるから特別良くなるわけでも、
人格が成長するわけでもないんです。
「べてるに来れば病気が出る」っていうキャッチフレーズがあるくらいですから。

普通の世界でトラブルが起こるのは当たり前のこと。
まして、統合失調症の患者さんは、症状がストレスで出やすい。
でも、それをすべて医療スタッフが保護したり治療しちゃっていいのか?
人間はいつも「右肩上がり」の人生を送らなくちゃいけないのか?
病気を克服しなければいけないのか?

私達が「善意」のもとで人々に押しつけているイデオロギーみたいなものへの
ひとつのアンチテーゼのような気がするのです。

病気と闘う、成長を目指す…確かに「良いこと」なんだけれど、
これでかえって苦しんでいることが多いのではないかと思うんですよね。

皆さんは、どんな風に感じられたでしょうか?
是非、感想を聞かせて下さい。

さて、次回の話題ですが…

「癒し」と「スピリチュアリティ」はなぜ求められるのか

ということをお話ししようかと…。

特に皆さんに知識を伝達できるわけではないのですが、私が日頃から考えていることをつらつら述べてみようかと思っています。

「ヒーリング」「ニューエイジ」「スピリチュアリティ」「トラウマ」「PTSD」「心の闇」「多重人格」…『ブーム』とも言える現象を「考える」ことをしてみたいと思っています。

なんだか、世の中全体がとっても頼りない「心理学」「精神医学」に世界で起こっている現象の説明をすべてしてくれと言ってるんじゃないのか!!と思えてしまい、それはとてもおかしいぞと思っているのです。

「心理学って大切ですよね」
よく言われますが
「人のこころを考えることは大切ですよね」
で良いんじゃないかと。
「心理学」は別に直接「人の役に立つ」ことを目指しているわけでもなく、
そんなに沢山の成果を上げているわけでもありませんから。
「学問」は、世界の成り立ちを説明したいな~という動機から始まるけれど、
直接「技術」と結びつけられるわけではないので。

「科学技術」ってよく言われるけれど、「科学」と「技術」は別なんですよね。

臨床となるとこれがよくごっちゃになってしまうところがあると思います。

で、次回のご報告をここに書くかというと…多分しないと思います。

とってもナイーブな問題なので。逃げますcoldsweats01

ですので、興味がある方は、是非聴きに来てくださって、意見を言っていただけると
うれしいですheart04

次回は6月18日2時からですよね????
合ってるのかな????

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心と体」カテゴリの記事

コメント

本当に・・変なお天気ですねdown
学会、お疲れ様でしたshine自分へのご褒美してくださいね^^
まだ、学校生活に慣れず・・・・rainだと靴が濡れてなお行きたくなくなりますsweat01ですが!!長靴購入しましたhappy02これで学校に行くのも平気です!!単純ですが、こんな事でも気が晴れるなんて笑ってしまいますよね~(笑)
「いやだいやだ」と思い込むのもいけませんねsweat01すべて上手くいくわけがないのだから・・・少しずつやって行こうと思う今日この頃ですshine
次回の「癒し」「スピリチュアル」ご報告楽しみにしています。
今、私に一番必要な物なのかもしれません(切実)
自分の気持ちも、人の気持ちも考える事が出来様になると素敵ですねcherryblossom

投稿: まー | 2008年6月 3日 (火) 01時28分

>まーさん

こんにちはscissors

今年はずいぶんと早い梅雨入りですねrain

確かに、雨に降られて濡れていると、なんか憂うつな気分になるもんですよねsad
でも、自分で原因探しばっかりしているんじゃなくて、
ちょっと自分の認知の仕方を変えてみるのも、手かもしれませんsearch

長靴で人間は気分を変えられるんですもんねclear

「癒される」と何かに期待するんじゃなく、
「心がなごむ」出来事がまーさんにもあればいいなぁと思いますbirthday

投稿: シシィ | 2008年6月 8日 (日) 16時03分

お久しぶりでございます。
学会発表お疲れ様でした。
先日、鎌倉に出かける機会が、ありまして・・・
万緑の建長寺は、美しかった。

DVDを見て、浮かんできたのは・・・
80歳を超えたおじいさんが、戦友を特攻隊として見送ったことに涙していたこと(癒えない心の傷)

リリィ・フランキーの「東京タワー」で末期がんのおかんが、抗がん剤治療を「止めたい」と言ったシーン(不治の病)

先のシシィ様のブログでの薬師寺のお坊さんの「人は、煩悩を携えて生きていくもの」のお話(変えられぬ「サガ」)

「難を受け止め、共に生きていく」という気持ちに「安らぎ」を感じます。
あきらめて、努力を止めてみるとことで本質的な生のクオリティを受け取ることが、できるのかも知れませんね。

投稿: まりあ | 2008年6月18日 (水) 00時19分

こんにちは。
N本F祉大学生の○○くんです。

本日は当方ブログご探訪ありがとう、でした。
こちらの近況ですが、普通の読書と違って
教科書を読むというのは若干苦痛で
遅々として進まずというのが正直なところですf(^ー^;。

その割に、帰宅するとミクシィやってしまったり
非常に勉学意欲に乏しい学生と言えましょう。

しかし、授業料は家計から出てるからマジメにやらねば!
卒業できないと妻の頭に角が生えること必至・・・。

投稿: ○○くん | 2008年6月25日 (水) 16時20分

はじめまして
「べてる」で検索して流れ着きました。

どこを引用したものかと思ったのですが、
>私達が「善意」のもとで人々に押しつけているイデオロギーみたいなものへのひとつのアンチテーゼのような気がするのです。

いろいろ検索していると「べてるは重症患者向けの施設だから沢山はいらない」とかさまざまなご意見を拝見しました。

まだ考えがまとまらないのですが、社会が高度に構造化の流れを速めるとき、べてる、も含めて思いもよらないようなアンチテーゼが調和していかないと、社会も個人もダメになるって気がします。

「・・・病」「・・・症」って以前は聞いたこともないような病気を発明して類型化、合法的差別のなかでアンチテーゼが機能しなくなったら、恐ろしい世の中になりそうな気がします。

今しばらく、べてるにどっぷり漬かってみようと考えています。

ありがとうございました。

投稿: binten | 2008年8月14日 (木) 18時41分

binten様

ご訪問ありがとうございました。
私自身、精神科医療に携わっていた時期もあり、
集団精神療法についての実践なんかもやっているので、
「べてる」の行く道について、とても興味があります。

>べてる、も含めて思いもよらないようなアンチテーゼが調和していかないと、社会も個人もダメになるって気がします。

そうですね、「アンチテーゼ」が働かない社会は怖い、
「良いこと」を押しつけてしまう社会は怖い
と私も思います。

べてるのやり方は「重症(?)」の患者さん、「軽症(?)」の患者さんも同じグループで取り組めるような気がするんですよね。

全ての施設が「べてる」になる必要はないけれど、
このような取り組みもあっていいなと思います。

こんな笑いのあるセッションを進められるようなリーダーで
ありたいな…と思います。

どうも、でした。

投稿: シシィ | 2008年8月21日 (木) 23時06分

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