4/16のご報告

ぽかぽかsun…気温が20度を超えてきました。
ちゃんと春の盛りの句を作らないウチに初夏になってしまう、どうしよう~sad

さて、   鞦韆    これはなんと読むか知っている方、いらっしゃいますかぁ?

もちろん、私も俳句を作るようになるまで、全く知らない言葉でした。
「しゅうせん」と読むのだそうです。じつは、「ぶらんこ」のことなんですよ。

あの有名な漢詩「春夜」に

春宵一刻値千金
花有清香月有陰
  …
鞦韆院落夜沈沈

とあります。中国では優雅な春のお遊びだったのですね。

歳時記でも、「ぶらんこ」は春の季語になっています。
なぜか他にも子どもの遊びは春の季語が多い。
風車、風船、凧、シャボン玉も春の季語です。なぜかな?

鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし  三橋鷹女

という句が有名です。ぶらんこに愛…全く関係ないようでいて、なんとなく底の方で
繋がっていそうな…それが俳句の妙味。

春の空に向かって思いっきりブランコを漕いでみる。
気持ちよさそうです。泪も飛んでいきそうです。

●アサーショントレーニングの続きです
今回は「論理療法」の考え方からご紹介しました。

日本では「論理療法」と訳されていますが、元々は
Rational Emotive Behavior Therapy です。

私達は、Aという出来事があったら、Cという感情や行動が起こるのだ
と「直線的因果論」で考えがちですが、じつはなかにBという思考が入っていて、
思考が変われば、原因も結果も変わりますよ…という考え方です。

例えば…
失恋は誰にとっても辛いもの。
しかし「あの人を失ってしまったら私の人生はおしまいだ」という感情はどうでしょう。
本当にその人1人にこだわる必要有ります?本当に人生は終わっちゃうの?
失恋という原因が不幸という結果を必ずもたらすと考えるのはちょっと飛躍しすぎかも。

こういうBeliefをイラショナルビリーフといいます。

その反対の「ラショナルビリーフ」は事実に即し、論理的で飛躍のない、
自分を助ける考え方です。

「職場で自分は主任に嫌われている」
「だから、この職場にいるのは辛いから辞めるしかない」はイラショナルビリーフ。
「周りの人間は私を嫌っていない。1人に嫌われたとしても、辞める必要はない」
これがラショナルビリーフです。

さて、イラショナルビリーフのリストです。
当てはまるものはないですか?

1.大切だと思う人からはすべて愛されなければ。
→ 自分だって人をえり好みしてるでしょ?お互い様ですよ。自分で自分を愛せばいい。
「全ての人に愛されたい」という実現不可能な欲求、愛情欲求のイラショナルビリーフです

2.有能で必要と認められるためには、素晴らしい業績をずっと上げなくては。
→ いつも素晴らしくなくて良い。出来るときはやって、出来ないときはそのまま。
「素晴らしい業績を上げたい」という大きな願望で、失敗恐怖のイラショナルビリーフです

3.不正を犯した場合、その人は当然罰せられるべき。
→ 過ちを犯せば罰せられるのは当然だけど、そう杓子定規にいかないのが世の中。
  人間の行為は評価の対象になるが、人間の存在は評価のしようがないのです。
「あの人は悪い人」というレッテル貼り、非難のイラショナルビリーフです

4.人間は自分の思い通りにならないと絶望的になってしまうのは当然。
→ 絶望感は環境や相手の所為ではなく、自分のBeliefの具合。相手がいる以上、
  思い通りにならないのが当然。
論理が飛躍した欲求不満のイラショナルビリーフです

5.人生の悩みは環境によるもので、私の力ではどうしようもない。
→ 環境がとても困難でも克服した人は身近にいるはず。
憂うつのイラショナルビリーフです

6.危険なことが起こりそうなときは、不安になるのが当然。
→ 感情は自己決定できるので、これは不安な感情の責任を他に転嫁しています。
不安を感じたとしても、それをコントロールは出来ます。不安のイラショナルビリーフです。

7.人生の問題は達成するのが難しいからなるべく責任はとらない方がいい。
→ 人生の課題の解決策はすぐ見つからなくてもいいんです、タイミングがありますから。
「困難に立ち向かうより楽をしたい」という怠惰のイラショナルビリーフです

8.人に言われるように従って生きた方が結局いい。
→ 残念ながら、大人になると甘えていられないんです、人間は。
「永遠の赤ちゃん願望」であり、受け身の生き方のイラショナルビリーフです

9.過去の経験がずっと影響していて、今の私の人生を決めている。
→ 確かに、過去の経験は今の私達に「影響」していますが、「決定」までしてません。
「人間は過去の経験の奴隷で、今も手枷足枷を受けている」という生育歴への偏見のイラショナルビリーフです

10.人生の問題は正しい解決策があるはず。それを手に入れられないと大変だ。
→ 残念ながら心理学を含め人間科学は、確かな解決策も正解も提示できません。立ち向かう、チャレンジする、そしてリスクも負うことも覚悟することが人生には必要なんです。
「人生に明確な解決策があるはず」というのは願望に過ぎません。現実逃避のイラショナルビリーフです

11.「識者」や世間のビリーフは正しいから、疑問をもつ必要はない。
→ これまで何度も触れてきたように、「識者」も我々もステレオタイプなど偏見からすべて解き放たれているわけではありません。批判能力が必要です。
権威へのイラショナルビリーフです。

12.付き合いづらい人と共に生きるなんて、腹立たしいったらありゃしない。
→ 確かにどこにでも気に入らない人は出現します。でも、本当にその人全部が気にくわないというのは行きすぎた考え方では?
相手を自分好みに変えられない以上、自分のBeliefを変更するしかないです。欲求不満耐性のイラショナルビリーフです

自分になんか心当たりがあるなぁと思ったら、
よりラショナルな文章に実際に書き換えてみては?

人間が1人で生きられない以上、「よりよいコミュニケーション」が必要です。
アサーティブになっていくというのは、結局「言葉を磨く、相手に言葉が伝わる工夫」
をすることなんです、とのこと。

肯定的メッセージは、送り手受け手が「良い感じ」になれる言語行動
「誉める」「ユーモア」「挨拶」「感謝」「自慢話」などがそれです。
簡単にできているようで、実は苦手な人が多い。
例えば、
人を誉められても、自分が「誉められる」と居心地が悪くてつい否定しちゃう。
「自慢話」はするべきじゃないと思ってしまう。
こういう人は、もうちょっと「人生の棚卸し」してくださいね。

アメリカではイチローはとっても賞賛される。
「あの人に出来たのなら、もしかしたら私にも出来るかも。
そうした例を示してくれた人はとても素晴らしい」という考え方。
加算方式の自己評価です。
「自慢話はまずい」と思っちゃうのは、自分を減点法で評価しているから。
それはちょっと窮屈ではないですか?
他の人を誉められるなら、自分のこともちゃんと誉めてあげましょう。

否定的メッセージは、送り手も受けても気が重くなる言語活動。

「断る」
「相手を傷つけたらどうしよう」「後で関係がまずくなるかも」「二度と声をかけてくれなくなる」などなど、結構「断る」には勇気が必要で、難しいですね。
でも、「断る」のは自分で自分を守るために必要です。
断っても、自分が感じているほど相手は深刻にとらえていなかったり、
断ってあげることで、かえって相手がホッとしてることもありますよ。

「お願い」
人に仕事を任せられなくて、自分で抱え込んじゃう人、
「私がやるしかないんだ」と思いこんでる人いますね。
お願い下手で、甘えて良いときに甘えられないからでは?
時には自分の中に甘えを許すことも必要です。

「怒り」
私も接客業とかクレーム処理の仕事したことあります。
人の怒りに触れただけで、結構ダメージ受けますよね。
「怒る人の感情に対する責任まで背負い込まない」ことがポイントだといいます。
感情の基本原則は「自分の責任で相手に感じさせられたのではない」です。
怒りを感じているのも本人で怒ることを決めたのも本人です。
謝るべき時にはちゃんと謝るけれど、「自分の所為だ」と思う必要はないのです。
冷静に交渉する手もあったけれど、「怒る」ことにしたのは相手だから。
確かに「怒りたくて怒ってる人」に責任とれないです。
しかし、「怒り」を感じちゃいけないわけでなく、それは健康なものです。
自分が怒りを感じたときには、「Iメッセージ」で伝えましょう。「私はこうだから怒ってる」
「アナタが悪いから怒ってる」は相手を追い詰め責める「Youメッセージ」です。

「批判」
批判はお互いの成長になるし、理解を深めるために必要です。
それに強くなることも必要です。
批判が怖いのは、「批判」と「非難」をごっちゃにするから。
「批判」は事実に基づいているけれど
「非難」は自分の利益のため相手をやっつける意図を持っています。
人から批判されたら、まず心当たりのある事実に基づいた「批判」か
不当な「非難」か見極めましょう。
「非難」なら取り合う必要はありません。
それにのっかちゃうと、相手の「ゲーム」に取り込まれてしまいます。
「相手に気に入られるようにしなくては。人に嫌われないようにしなくては。」
というのは、よく人間の頭に浮かんでくる「自己批判」。
全ての人に気に入られるなんて、そりゃ無理ですというのが多分ラショナルビリーフ。

「批判をおくるときのポイント」を考えてみましょう。
1.一つの内容について、批判は1回、くどくど言わない。
2.事実、データを元にして批判を送る。
3.事実プラス自分の気持ちを添えてみる。
4.メンツをつぶさないよう、相手の自尊心を傷つけないよう配慮しましょう。
5.直接本人に伝え、陰では言わない。

私達は人生でいろいろな問題を解決して行かなくちゃいけません。
でも、こういう問題って「正解」もないし、解も一つではないですね。
カウンセリングの解も、一つではないです。
問題に、相手がいる場合は特に難しくなってきます。
相手が歩み寄ってくれるようなメッセージを送って折り合いをつけるには
どんな方法があるでしょう?

例えば、
今あなたは新幹線の指定席で旅を楽しもうとしています。
ところが、隣の人が携帯で大きな声でずっと話しています。
とてもじゃないけれど、このままでは楽しめそうにありません。

さて、どうしましょう。

ここでLADDERという方法のご紹介。

Look 自分の基本的人権、欲求、要求、感情を観察する。
 → 私はいらだっている。私には、ものを言う、表現する人権がある。
Arrange 相手に話すTPOを考える。
 → どのタイミングで話しかければいいか、どの状態なら聞いてくれそうか間をとる。
Define the problem situation 事実に即し、具体的にわかりやすく述べる。
 → 新幹線の中は携帯での通話はしないのが原則。
でも、隣の人は長時間大きな声で話している。それで私は旅を楽しめない。デッキで話すのが適当である。
Describe your feeling Iメッセージで自分の感情を述べる。
 → 私は旅を邪魔されたと感じてとても腹が立っている。
Express これまでの内容を短い簡潔な表現で「頼み」にする。
 → 私は、大きな声で旅が楽しめないので腹が立っている。デッキで使って貰えないか。
Reinforce 相手が自分の提案に意欲的に取り組んでくれるよう作戦を考える。
 → 相手の協力が得られた場合の利益、得られなかった場合の不利益を述べる。
「あのー、ちょっと今いいですか?伝えたいことがあります。私は今とても腹が立っているんですよ。アナタの大きな声が伝わってきてしまうので、落ち着いていられないんです。もし今話したいなら、デッキで話して貰えませんか?そうすれば、アナタは気兼ねなく話せるし、私も安心して旅が出来ます。協力して貰えないと、この場でトラブルになります。それはお互いにとって厄介ですよね。どうですか?」

多分、いきなり「うるさいっ!デッキで話せ!」と言うより(これは「Youメッセージ」)、
素直にデッキに行ってくれる確率は高くなるのでは? 

そこで「宿題」です。

あなたは中学3年生の娘の親です。娘の門限は午後10時とお互いに決めました。
ところが今月だけで3度破っています。今日も11時頃、悪びれた様子もなく帰宅…。

あなたなら、どうメッセージを送りますか?
是非1度チャレンジしてみて。紙に実際書いてみると、客観的になれますよ。

というわけで
私達が抱えている問題は、ちゃんと原因を突き止めてみることが必要な場合もあるし、
(それで自分自身を少しでも客観的に眺められるようになればしめたもの)
「悪者探し」に躍起になるのではなく、自分の考え方や行動を変更してみるのも手では…
と思うのです。

世の中には原因が突き止めようとしても無理なものだってあります。
どうしても「付き合って」いかければいけない課題もあります。

例えば、統合失調症の人たちが抱える「幻覚・妄想」。
いくら原因が何かを追究して苦しんでいても解決しない場合が多い。

『浦河べてるの家』では

「三度の飯よりミーティング」「安心してサボれる職場づくり」「自分でつけよう自分の病気」「幻聴から幻聴さんへ」「弱さの情報公開」「勝手に治すな自分の病気」「昇る人生から降りる人生へ」などをキャッチフレーズに自助活動、SSTなどを行っています。

先進的な取り組みとして、今では見学者が押し寄せ、町おこしになっています。

私も、北海道旅行に行ったときに見学に行きたかったけれど
ちょっと無理でしたweep

ここで行われているSST、「当事者研究」を認知行動療法としてとらえたDVDが出ています。次回は、皆さんと一緒にこれを見て、人生の問題への対処の仕方のヒントを考えてみようと思います。

●緊急ですが、皆さんにご相談したいこと…

6/4のこの会なのですが、
私にとってはどうしても「行きたい用事」ができてしまいました。
もしできたら、1回ずらしていただけないでしょうか?

5/21,6/4と続けて2回お休みになってしまうので心苦しいのですがcoldsweats02

ご検討下さいませdown

次の回5/7は2時から!自分に言い聞かせてますsweat01

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4/2のご報告

あっ              wobbly

という間にcherryblossomの季節は終わっちゃいました。

それにしても、毎日お天気も気温も変化が激しいですね。

油断していると、風邪を引きそうです。

さて、突然ですが

あなたの「お父さん」や「パートナー」を思い浮かべながら
次の項目を読んでください。

□近所で人当たりがよいが、家では無口だ
□夫が家事をするのは「手伝い」だと思う
□妻の予定や行動を良くチェックしている
□妻には、ついつらく当たってしまう
□妻の家事に、手は出さないけど口は出す
□妻のお出掛けにはよくついていく
□妻子を養ってきたとの自負がある

先日(4/9)の毎日新聞の夕刊に
  「ワシも族」予防 まずは食事の自立を
っていう特集記事が出ていたのでちょっとご紹介

4~5個=ワシも族の素質、十分です
6個以上=要注意!見捨てられるかも

だそうです。作ったのは、大阪大学大学院准教授(保健学)の石蔵文信氏。
循環器内科から、日本ではまだ珍しい男性更年期外来っていうところを
担当なさっているのだそう。

妻がどこに行くにも「ワシも」って付いて来ちゃう。
これがずっと前からいつも一緒にいるような関係なら妻もストレスとは感じないのだが、
定年までずっと仕事に忙しくて家庭に目を向けず、それが退職したら
趣味に生きようとと思っていたのに結局家で時間をもてあまし、
妻に目を向けるようになる。
妻にしたら、夫抜きの生活を楽しむことをもう覚えちゃったんだけど…
っていうことで、身も心も監視されてる感じで、身体症状が出て「夫在宅症候群」に。
一般的に男性より女性の方がストレスに強いとされている。
その女性を参らせてしまう「オレも族」はよっぽど強力なストレッサーか!?

例えば、こんなケースも
妻が帰ってくると、真っ暗な部屋に黙って座っている。
電気も付けず、お茶も飲まない。
カップ麺も作れなかったり、コンビニに買い物さえ行けない男性も。
奥さんは自分が1日家を空けたらひもじい思いをするんじゃないかと心配になる。
石橋氏はこう言ってます。
「子どものネグレクトじゃあるまいし、メタボ対策になるから放っておいたら?」

「家事を手伝う」っていうのも、結局家事は自分の仕事じゃない、という意識の表れ。

そーなのよ、この言い方腹立つのよ!
「サポートしていたつもり」とか言うけれど「シェアだろうが!」と思っちゃう。
私はアンタの部下じゃないっ。
と独りごちてる私でした(笑)

奥さんも家事から夫を遠ざけることでワシも族を作ってしまう面もあるので
自分の食事くらいなんとかできるようにしつけましょう。

ウチの母親も「お父さん、なんにも出来ないから大変」
とこぼすのですが、
「ひもじくなったら、何とかするでしょ、子どもじゃないんだから。
放っておけないアナタが悪い」
とかるーく言ってのけちゃう冷たい娘です。

お互い依存せず、いても気にならない関係がちょうどいいです、
一緒にいるのは初期の段階、子育てからにしましょう!
ということでした。

我が家の同居人みたいに、まったくパートナーに無関心
ってのも、実はストレスを感じさせたりもするわけですね。

パートナー同士が一緒に何でもできるなら、楽しいだろうな。
でも、それに至るまでは、お互いに努力の積み重ねが必要ってことですかね。

ま、人間関係に「理想の完全型」というのはないし、それぞれのパートナー同士
気持ちのいい関係を違った形で築けたらいいですね。

●アサーション・トレーニング

無理矢理な前振りですが

人間関係はとかくストレスを産み出します。
それなら、「疲れない人生」「気持ちの良いコミュニケーション」のヒントになるかも…
というわけで、『アサーション・トレーニング』についてお話ししました。

今回参考にしている本は
『セルフ アサーション トレーニング』
菅沼憲治 東京図書
です。

アサーショントレーニングで目指すのは
「疲れない人生を送る」「自分らしい人生を送る」「自分を大事にした人生を送る」
ことです。

人が「なんか生きづらい」と感じてしまうのは、
次の4つの課題に何か「積み残し」があるのかも…自己点検してみましょう。

C 対人葛藤への対処能力
 世の中は自分中心で回っていないのだから、ぶつかり合いがあって当たり前
 そのぶつかり合いをどう乗り越えていけるか
 自己洞察(自分を長所・短所でとらえるのではなく、強み・得意分野・可能性でとらえる)
 対人感受性(人への配慮やいたわり)
 リーダーシップ(人やグループに影響を及ぼすこと)
 問題解決(葛藤が生じたときの折り合いの付け方)
A 受容
 素の自分と素の相手の両方を認める
 お互いの存在を認め許し合える
 自己受容(自分をありのまま許すこと)
 他者受容(相手を許すこと)
 言行一致(単なる批評家に終わらない)
 自律性(自分の後ろ盾は自分しかいないという自覚を持つ)
R 権利主張
 私達は生まれながらに不可侵の権利を持っている
 自己決定(何事も自分で判断し、それに責任を持てること)
 他者尊重(相手にも自分と同じく自己決定の権利、責任をとる権利があることを認める)
 共同体感覚(相手の痛みを自分の痛みとして感じる能力)
 保護(自分や家族にふりかかった火の粉を払いのけられる危機管理能力)
D 自己開示
 必要に応じて自分をオープンに出来る
 自己信頼(自分の感覚や直感力をたよりに行動できる)
 感情表出(感じたことに罪悪感を感じたり抑圧するのではなく感じたまま表現する)
 対決(相手に矛盾や疑問を感じたら、指摘し確認する解決能力)
 親密さ(タテマエでなく本音の交流ができること)

この課題に点数を付けるのでも、他人と比較して劣等感をもつのでもなく
クリアできているところを確認し、何を課題にすればいいのか自分で考えてみましょう。

では
アサーティブな行動ってどういうものなんでしょう

それにはまず、非アサーティブ行動を考えてみましょう

「受け身的行動」
自分の欲求・感情・権利を後回しにして相手を優先させてしまう行動
一見「良い人」だけど…
「あなた任せ」「自己犠牲」「遠回し」「NOと言えない」がパターンになってませんか?
「どうぞ」と人に道を譲っても「なんでいつも私が譲るの?」と「自信のなさ」「復讐したい」
というような感情が湧いてきませんか?

「攻撃的行動」
自分の欲求や権利を優先させ、相手を後回しにしてしまう行動
「相手を支配しよう」「話を聴かない」「無視する」「悪口」がパターン化してませんか?
そうすることで、結局後で相手を傷つけてしまった罪悪感、仕返しされるのかという不安といった感情にがんじがらめになってませんか?

決して「怒っちゃいけない」と言っているわけではありません。
「怒りは健康な感情」です。
それをどう解決し、相手にうまく伝えるか…
アサーションは受け身でも攻撃でもない第三のコミュニケーションです。

アサーティブ行動とは
自分や他者の欲求・感情・基本的人権を必要以上に抑えることなく自己表現できる行動
です

アサーションの考え方の基礎は
1970年代以降、「認知モデル」による「思考」の重要性が認識されたことです。
私達は環境に直接反応しているのではなく「考える」ことで情報の取捨選択をしています。
ですから、思考を鍛えてよりよく生きましょう、という行動療法の一種です。

私達は他者を傷つけない限りにおいて次の3つの権利を持っていると考えます。
アサーション権
(1)自分自身である権利
 頑張り続けるのではなく、辛い自分を素直に自覚して、弱みを伝えること
(2)自分を表現する権利
 その弱みを言うか言わないかは自分で決められる
(3)以上の権利を行使するとき罪悪感・無力感を感じなくてよい権利
 弱みをみせても「愚痴ちゃった」「弱虫だな」と悩まず、そういう自分に誇りを持てる

そして、次のアサーション権宣言をすることができます。

1.誰も、自分の行動・思考・感情は自分で決めることが出来、しかも自分が起こしている
ものである。だから、その結果が自分に及ぼす影響について責任を持って良い。
2.誰も、自分の行いたいことは理由を言ったり、言い訳をしないで行って良い。
3.誰も、他人の状況や問題を解決するために、もしも協力したいと思えばすればよいし、

したくなければしなくて良い。
4.誰も、一度言ったからそれを変えていけないことはない。自分の気持ちが変わったら変えて良い。
5.誰も、間違いをしても良い。そして、そのことに責任をとって良い。
6.誰も「私は知りません」ということが出来る。
7.誰も、人の善意に応じる際に、自分独自の決断をして良い。
8.誰も、決断するに当たって論理的でなくても良い。
9.誰も「分かりません」ということが出来る。
10.誰も「私には関心がありません」ということが出来る。
11.誰もアサーティブになることを降りる権利がある。

私達は行動・思考・感情について「自分で決めて」います…とアサーションでは考えます。
それらは個人の「所有」するものではなく「使う」ものです。
「させられた・やらされた」という結果で行動や感情を考えないことです。

すべては自分の「主体性」が源。
「他者の所為で怒らされた」のではなく「私が怒ることにした」のです。
こう考えていくことで、「思考」を変えていけばもっと違う生き方ができるのでは?
と考えるわけです。

次回は、自分の本当の感情に気付き、自分の「ビリーフ」を点検し、「ほめる」「ユーモア」「挨拶」「感謝」「自慢話」といった肯定的メッセージをうまく使えるようにし、「断る」「お願い」「怒り」「批判」をどううまく伝えるか…といったことについてお話ししようと思います。

この後は、
「SSTとして認知療法をうまく活用しているグループについて」
「人はなぜヒーリングやスピリチュアルを求めるのか」
などについて考えようかなっと思ってます。

●蛇足ですが…

年末に奈良の薬師寺に行ってきたことはここで書きましたが、
久しぶりに薬師寺のお坊さんのトークを聞いてきました。

では、関西弁で読んでください。

薬師寺のご本尊は皆さん、ご存じのように薬師如来様です。
薬師如来様は人間の病、身体だけではなく心の病も面倒をみてくれはります。
いうなれば、ドクターですな。でも、ドクターだけでは面倒看きれません。
そやから、日勤の看護師さん、日光菩薩さんですな、夜勤の看護師さん、月光菩薩さんですな、2人を連れてはるわけです。

仏さんは蓮の花にのってはりますな。
「泥沼をくぐりて浄し蓮の花」という言葉があります。
人間は、仏さんのように悟らんでもええんです。
人間いうのは、泥沼、つまり煩悩と共に生きてるもんです。
「西遊記」知ってはりますな。
あれは、三蔵法師さんが3人の家来を連れて遠い国から有り難いお経をもたらしてくれはるお話しです。
あの3人は、実は人間の煩悩なんですわ。
孫悟空はいっつも怒ってます。つまり「怒り」です。
沙悟浄はいっつも世の中を斜めに見て「ええなぁ」と思ってる。「妬み」です。
猪八戒はいっつも食べること考えてますな。「むさぼる」すぐに自分が欲しいもんを手に入れたいということです。「貧」ですわ。
つまり、そんな煩悩をお供に旅をする、人生のことですわ。

さすがに薬師寺のお坊さんはお話しがうまいです。
修学旅行で西の京に行った方は、きっとこの話聞いてますよ。

私も、結局煩悩と共に生きるしかないし、悟ることは必要ないんじゃないかと思います。
こうしたら幸せになれる、ああしたら楽になれる…そんな単純な公式は存在しないんじゃないかな?

いろいろ悩んで、悩む力を持つこと、悩みを抱えられることこそ、人間の底力なんじゃないかな…と思ってるわけなんですけれどね。

ちなみに…私は奈良時代の日光・月光菩薩が大好きです。
で、このお2人は今東京に滞在中です。「国宝 薬師寺展」
薬師如来と離れるのは初めてだそう。
東京の薬師寺東京別院では、~もうひとつの薬師寺展~も開催中。
膝が治ったら、すぐに飛んでいく予定ですrun

●今後の予定

次回4月16日は3時開始です。
その次の回は、5月7日2時からです。
5月21日は会場の都合でお休みです。

もし間違ってたら、どなたか教えてくださーいdown

Fちゃんは、この間この会に来てくれた後、『初寝返り』をしたそうですhappy01
その現場に立ち会えるのは、お母さん、お父さんにとって感動的ですよねheart01
今頃どんな『初』を体験しているのかなぁfuji

あ、そうだ。
バイオレットさんの『フラワーデザイン展”歩”』の開催期日が迫ってきました。
4月18日(金)~20日(日)までですよ。
皆さん、お見逃しなくねっtulip

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お知らせ♪

4月2日と16日は開始時間が3時ですbell

お間違いの無いように…私が一番危ないですdanger

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3/19のご報告

突然ですが

「苺大福」が美味しい季節ですheart01
「温泉まんじゅう」、本当に卵のようにフンワカしていて美味しかったですheart01
「えびせんべい」も香ばしくって素敵でしたheart01

いつも、たくさんありがとうございま~すshine
温泉行ってらっしゃったのはどなたですか~?
いいですね~、温泉spaどこに行ってきたんですか?

そして、Yさん、おかえりなさい、久しぶりにお会いできて本当に嬉しかったですhappy01

Y子さん、Fちゃんデビューしてくださって、ありがとうございましたchick
新しい命は、それだけで周囲に幸せを与えてくれますねpresent
偉大な贈り物だなぁと思います。

お2人、いや3人ですね、またのご来会を心よりお待ちしておりますheart

精神療法・心理療法のご紹介を続けております。

●芸術療法

創作活動によって、言語だけでは表現されない心理面を創作物に投影してもらい、クライエントの創造性や自発性を高めていくことを目的としています。

何かを創作することで、イメージの中に抑圧した感情を解放し、そこに投影された自己の内面を客観的に眺め、治療者と共に問題点を洞察していきます。

セラピーでは、単に創作活動を行うだけでなく、それが終わった後に治療者と共に作品を眺め、感想を言い合ったり、創作の間何を感じたかを話したりする時間が大切です。

絵画、コラージュ、粘土、詩、写真、俳句、陶芸、音楽、舞踏などさまざまな表現活動を用いた芸術療法が開発されています。

なかなか、言語のやりとりだけではセッションが発展しないなぁ…と思ったときになど、こうした芸術療法を取り入れたりもします。
また、最初から芸術療法を前面に掲げて行う場合もあります。
個人でも集団でも行われます。

●作業療法

手工芸、木工、園芸作業、さまざまなリクレーションなど、身体を使う活動を行うことにより、生産的で社会的な活動に携わる意欲を回復させていくことを目的としています。
作業療法と言うときは、作業療法士がプログラムを担当します。
病棟やデイ・ケア施設などで、作業療法士がいろいろなプログラムを用意しています。
日常的な生活動作(身支度をする、町中を移動する、他者と会話するなど社会的な場面を設定して具体的にどうすればよいかトレーニングを行います)、家事や農作業、工作、刺繍などの手芸、スポーツ、カラオケなどいろいろなバリエーションがあります。
技能の向上ではなく、自発性や現実検討力の向上、社会に再び役割を自覚して参加していくことが目標です。

●箱庭療法

砂が敷いてある箱の中に、ミニチュアの玩具をならべていき、クライエントは自分なりの空間を構成します。
そこにはクライエントの内界が表現されています。
治療者は、統合性があるか、空間配置がどのようになされているか、テーマは何か、象徴的な意味があるかを解釈していきます。
解釈には、一般的にはユングの分析心理学が用いられます。
芸術療法的な意味合い、遊戯療法的な意味合いもあります。
幼い頃に触れた砂の感触によって退行を起こすと考えられます。
子ども向けに考えられましたが、成人にも用いられます。

●遊戯療法

言語での自己表現が難しく、治療意欲を持ってもらうことが難しい子どもには、
ごく普通に行っている遊びを思いっきりやってもらうという方法をとります。
遊戯室の中で、人形や楽器、スポーツ、ゲームなどをして、
治療者とのコミュニケーションをとるのです。
自分を見守る治療者との人間関係の中で、保護された時間や空間を体験してもらい、
自己表現することを促進していきます。
子どもは遊びの中に何らかの問題点の手がかりを示してくれます。
お母さんに対してカウンセリングする一方、
子どもにはその時間、遊戯療法を行ったりします。

●家族療法

精神科の外来で、医師が付き添ってきた家族に助言をしたり、家族全員で面接を行ったりするレベルから、システム論に基づく家族全体の変化を目指す本格的なものまで含めている場合が多いようです。
システム論というのは、精神症状や問題行動は、クライエント本人のみに原因があるのではなく、家族というシステムになにか機能不全があるからだと考えるのです。
精神的な症状、問題行動をしているクライエントは、ここでは「とりあえず患者と認識されている人」としてIP(Identified Patient)と呼ばれます。
IPを変化させるには、家族システム全体の変化が必要です。
家族は違うパーソナリティをもった集合体という以上の力を持ち、
それが何か不全な状態であってもシステムを維持するために大きな変化に抵抗しようとします。
問題の原因は直線的にではなく、円環的に考えます。
治療者は、家族の構成員がシステムの中でどのようなコミュニケーションを行っているかに注目し、システムの機能不全の解消を目指します。

●森田療法

日本の精神科医、森田正馬によって1920年に創始された、神経症に対する精神療法です。「あるがまま療法」とも呼ばれます。
心の葛藤に無理に立ち向かおうとせず、「あるがまま」を受け容れていくことで禅の悟りに近い心境に達するとも言われています。
人間は元々自然治癒力を持っており、それを発動化させることが大事だという考え方です。そのために、実際に臥褥期(食事排泄の他は一切の娯楽を禁じ、寝ているだけ)、軽作業期、重作業期、生活訓練期などの時間を過ごし、目的本位、行動本位に実行することを目的にしています。

皆さんはどのようなサイコセラピーに興味をもたれたでしょうか?

今回は「家族療法」のところで実際に事例をお話ししたこともあってか、皆さんの発言が多かったですね。

今回で、「エリザベートの会(心理学講座 上級編)第?期」を終了いたしました。

皆様、いろいろご協力ありがとうございましたdown

次回よりまた新たな会となります。よろしくお願いしますconfident

◎東京でも開花宣言が出されましたcherryblossom

いよいよ「花=桜」の季節です!

花衣ぬぐやまつはる紐いろ\  杉田久女

「花衣」はお花見に行くときの女性の晴れ着。
昔は「桜がさね」という襲の色目を指しましたが、元禄時代には、豪華な小袖をあつらえて、花見の幕に飾ったりしたのだそう。
今は花時に着る晴れ着ですが、自分で「花衣」だと思えばOKです。
着物だろうと洋服だろうと、本当に着ていようが着まいが構いません。

久女という人は、非常に逸話の多い人で、フランス留学帰りの洋画家と結婚し、
華やかな生活を夢見たようですが、結局夫は北九州の一教師に落ち着いてしまいました。久女のプライドにこの生活は合致しなかったようです。
俳句の世界に没頭し、ホトトギス同人となりますが、詳細は未だ明らかではありませんが、結局同人から外されています。おそらく、高浜虚子との関係が悪化したのでは?と思われるところがあります。


この句から皆さんどんな情景が浮かびますか?
何とも妖艶な女性の香りが強くしませんか?
私には情念のようなものさえ感じられます。
九州では昔、女性が俳句をやっていると、久女のように夫や家のことをほったらかしにして俳句ばかり書いているような女性は困る…と言われたのだそうです。
激しい女性だったのでしょう。
でも、なんとも艶やかで美しい句ですよねshine

で、私も「花衣」に挑戦punch

花衣女盛りの時吊す

久女に並べるのは、何ともおこがましいですが…いきなり「女盛り」なんて激しい言葉を持ってきてますが、実は次に種明かしがあります。
眺めているのは花衣ではなくて、自分自身の「時」です。
すぐに過去になってしまう自分の時間です。それを吊して眺めています。
この心境をどう読むかは、読み手次第…。
なんか、男性には好評だったのですが、女性にはどうなのかな?

そういえば…

立雛のあひだ離しておく日あり

という句を作っておくったとき
(俳句といっても、有季定型とか自由律とかいろいろな考え方があり、書き方もいろいろ。
私の場合、師匠の師匠の考え方で、フリガナなど一切つけず、説明も付けず句のみを師匠におくります)

舅である師匠は「立雛は倒れやすいので、女びなが男びなに倒れないように置いたのであろうか。しかし、もっと何か女性特有の感情がありそうな…」という評を返してくれました。

みなさーん、もし自分の家の玄関に立雛があっとしたら、女びなを男びなからビミョーに離しておきたくなる日、ありませんか~?
男性にはこれ、わからないのかなぁ?
多分、玄関で気付いたら、気をつけて部屋に入ったほうが良いと思う…。

みなさん、どうですか??????

●次回のテーマ

新しい会の第1回は「アサーション・トレーニング」を取り上げようと思います。
人を傷つけちゃいけない(自分がそれで傷つきたくない)とがんじがらめになっていると、
なかなか自分の考えを伝えられない。
「自己主張」というと、なにか日本ではイメージが悪いけれど、喧嘩じゃなく、うまくコミュニケーションをとれないものだろうか。
そういう方法について学んでみたいと思います。
コミュニケーション下手な学生達に、大学ではオリエンテーションに取り入れたりしています。

以降のテーマは、皆さんからの要望・意見をお聞きしながら決めていきたいと思います。

皆さんからのご意見募集中で~すmailtoお待ちしてま~すheart04 

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焼き菓子工房「うふ」のご紹介

new「うふ」のブログが始まりましたcake

私が皆様に時々お持ちする美味しいクッキーの製造元は

「焼き菓子工房 うふ」といいますheart02

この度、「ブログ」という形で、製品や製造過程などをお知らせすることになったそうです。

お菓子に興味がある方は、是非いってみてくださいねnote

私のお薦めは

one毎月変わる季節のコットンケーキ(ヨーグルト、ジェラート、薄味の生クリームと一緒に食するととても美味!)

two昔懐かしいドライフルーツが一杯のバターケーキ(日持ちも十分!)

three止められない!止まらない!のクッキーたち

です。道具や原料の紹介とかもありますbread

Let's Gorun

「焼菓子工房うふのお菓子な毎日」 http://blogs.dion.ne.jp/oeuf/

(ブックマークしてね!)

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3/5のご報告

budこんにちは

だいぶ春めいてきました。そして、目がかいーい。
今年も花粉症と闘う季節になりました。同士の皆様、頑張りましょうpunch

●集団精神療法

前回までお話ししていたセラピストとクライエントという1:1の関係だけでなく、クライエント同士の集団の力を利用するものです。グループの中で、人間は否定的な感情や不安なども経験しますが、「私だけが苦しんでいるのではない」「私の気持ちを分かってくれる人たちがいる」「私のことだけでなく、他の人のことも見られる」「みんなに支えて貰える」といった体験を味わうことが出来ます。人間関係に臆病になっていたり、うまくコミュニケーションがとれないと感じている現代社会の中では、必要とされる事かな…と思います。自発性の訓練にもなりますし。敷居は高いかもしれませんが、グループの中に身を委ねられると、これまでには無かった自分への気付きがありますよ。そこから成長が得られる場合もあります。

治療者との1:1の関係では、「依存-呑み込まれ不安」の問題で治療が困難になってしまうパーソナリティ障害の患者さんなどには、集団精神療法の方が適しているという考え方もあります。

ただし、この集団を指導するリーダーの資質が治療効果を左右します。
リーダーがしっかり倫理観をもっていないと、どんなことにも利用できてしまう怖さがあります。…これは社会一般に言えることかもしれないですね。

集団精神療法で一番大切なのは「シェアリング」の時間だと思います。この場面でどんな発言があるかで、このセッションの善し悪しがわかりますし、ここでいろいろな感情について発言することで参加メンバーがまた成長していきます。

○エンカウンターグループ

自己、他者との出会って、深くて親密な関係を体験し、本音と本音の交流を通して、成長を目指します。産業界などではよく取り入れられています。通常は、10名程度のグループで泊まりがけで集団生活をし、ファシリエーター(促進者)も中に入ってそれぞれが抱えている問題を話し合います。自発的な発想、問題解決への過程などを通し、段階的に深い人間関係を体験していきます。

○サイコドラマ(心理劇)

監督(治療者)のもと、参加者は、主演者、補助自我、観客などの様々な役割を即興的な劇の中で演じていきます。それによって、自分の本当の感情や、問題点への気付き、自己洞察があり、感情表現によるカタルシスもあります。どのようなやり方で行うかは、監督の個性によってかなり違いがあります。劇と言っても何かシナリオがあるわけではなく、参加メンバーの抱えている問題をその場で取り上げ、監督は参加メンバーに様々な役割を割り当て、主演者の感情などを引き出していき、参加メンバーとともにドラマを作り上げていくのです。

○ゲシュタルト療法

ドイツの精神分析家バールズ,F.S.が提唱したもので、ゲシュタルトとはドイツ語で「全体、統合、形態」を意味します。知覚についての講義の時に「ゲシュタルトの法則」っていうのが出てきましたねd(^-^)!自己や自己の欲求を身体的なコミュニケーションを通じて「まとまり」のある方向へ「統合」を図ることを目指します。「今、ここで」気付いたことをワーク・ショップ形式で討論したりもします。

○セルフ・ヘルプグループ(自助グループ)

1935年アメリカでアルコール依存に困っている人たちのグループによって発足したAA(Alcoholics Anonimous 匿名断酒会)が起源です。お互いが悩みを打ち明け、体験談を語り、励まし合い、援助するというグループ体験することによってそれ自体が治療になるという援助者療法原理を元にしています。今では、こうしたアルコール依存の人たち、その家族、不登校やひきこもり、様々な精神疾患を抱えた人たち、その家族たちなどさまざまなグループがあります。各保健所では、定期的にアルコール関係の例会を開いています。当事者だけでなく、その周辺の人々もお互いに情報交換をしたり、精神的に援助しあったりして自助グループで成長を目指しています。

今回は、「グループの力」についてお話ししました。
私達のグループにもこうした力は働いています。
様々な集団の中で生の人間関係を体験すること、
こうした体験が人間をいろいろ成長させてくれるのだと思います。

最近、学生達はこうした「集団行動」を避ける傾向にあります。
ゼミ合宿も成立しません。1日他者と過ごすということに非常に不安であるようです。
1日一緒にいると「いい人」で居続けることは困難です。
生身の自分をさらけ出してしまうと、
ネガティブな評価を受けるのではないかという不安が強いのですね。
人間は全ての人から良い評価を受けられるわけでもなく、そんな必要もないし、
一次的に非難されても、挽回が可能だという体験が必要だと思います。
自分の言動で人を傷つけてしまうのではないかという不安もあります。
こうした「不安感」は若い人たちだけでなく、親世代にもあると思います。
傷つけ合わないで社会の中で生きていくのは無理です。
それより、そうなってしまった場合、どう関係を修復できるか、修復する必要があるか、
自分で判断していく知恵を蓄えていきたいものですflair

今回は、「ゲシュタルト療法」を体験してきたAさんのお話しを実際に聴くことが出来て、本当に貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございましたheart04

次回は様々な表現活動を通じたセラピーについてお話ししますup

「初音(はつね)」
先日ちょっとばかり寝坊を楽しんでいると、
枕元で鶯のまだ下手くそなさえずりが聞こえました。
鶯のその年初めて聞く声を「初音」といい、春の季語です。
「ホーホケキョnote」はオスがメスへ「よろしくお願いしまーす」という求愛行動です。
うまく鳴くことが出来たオスが選んで貰えるので、必死になって練習しているのです。
雲雀も美しい声でさえずりますが、これも求愛行動です。
雲雀を使った動物行動学の研究があります。
「囀り」は本能によって行われますが、学習が大きな意味を持っています。
オスは卵から孵ってしばらくの間に、身近に住んでいるオスの良い囀りを学んで、頭の中にインプットしています。
自分がお年頃になると、さえずってみて、「ん?なんかずれている…」と頭の中のお手本と照らし合わせながら修正を加えていくのです。
ですから、時々とっても調子外れなさえずりを聞いたりするのです。
でも、やがて調子が整ってきます。孵ってから、他のオスと接触させないと、雲雀はさえずりません。しかし、録音でも良いから同じ雲雀の声を聞かせてみると、お年頃になるとちゃんと囀ります。面白いのは、「訛り」を学習する話です。北アメリカで生まれた雛をすぐ南アメリカに移動させると、南アメリカ訛りのさえずりをするのだそうです。スイッチを入れるのはDNAだけれど、その後は学習行動が関与しているという証拠になります。

鶯も同じ原理で「ホーホケキョnote」をやっているはずです。
早春に山から里にやってきて美しい声で鳴くため、春の先駆けとして私達のご先祖は「春告鳥(はるつげどり)」として親しくしてきました。他にも、経読鳥(きょうよみどり)、禁鳥(とどめどり)、匂鳥(においどり)、花見鳥、黄粉鳥、歌詠鳥(うたよみどり)、人来鳥(ひとくどり)、など沢山の異名を持っています。
春盛、木から木へ、枝を渡って鳴いている様を「流鶯(りゅうおう)」といいます。
2月頃、梅の開花時期に合わせて人目に触れるようになり、よく梅の木の虫を探して回っています。ですから、花札には「梅に鶯」なんですね。
3月には囀りが整うようになり、4月頃には再び山に帰っていきます。
冬にチャッチャッという鳴き声を立てますが「笹鳴き」といい、冬の季語になります。


皆さんが聞く鶯は湘南訛りですかね?happy01

この梅に牛も初音と鳴きつべし  芭蕉 

鶯や餅に糞する縁の先      芭蕉

鶯の枝ふみはづす初音かな   蕪村

ちょっとくすっと笑ってしまう3句でしたsmile

※お知らせ

バイオレットさんが毎年参加していらっしゃるフラワーデザイン展が開催されるそうです。
今年はお手伝いでいらっしゃるそうですが、春のひととき、皆さん、綺麗なお花を眺めてみませんか?

第23回 フラワーデザイン展“歩(ぽ)”

期間:4月18日(金)~20日(日)AM11:00~PM7:00
場所:新井画廊(東京メトロ銀座駅A3出口から徒歩5分;銀座7丁目)
テーマ:ひとつのはなtulip

お問い合わせはバイオレットさんまで

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2/20のご報告

こんにちは~happy01

最近のドラマで気に入っているのが『鹿男あおによし』ですtv原作も面白かったけれど、奈良市全面協力の下、各寺院、奈良の街、古い町屋なんかがロケで使われていて、『奈良マニア』の女子心をくすぐりますheart02

19_071_2 そういえば、この間奈良公園に行ったとき、鹿せんべい売りのオバチャンが「鹿せんべいいかがですかぁ~」と叫ぶと、鹿達は一斉に「わーいわーいlovelyごはんだ、ごはん!」とばかりにオバチャンめがけてワラワラとダッシュしていました。「オバチャンに駆け寄ってもあかんやろ~、お馬鹿さんやねぇっbleah…あflair、鹿かぁ」と一人頷いてしまいましたcoldsweats01いかん、いかん。神のお使いなんですね、奈良の鹿は。

そういえば、今週の『ヘキサゴン』のスペシャルで「京都旅行だ」と言われて伊丹空港に着いた3人が、目隠し耳栓されて「奈良」にバラバラに置き去りにされてましたが、一人は春日大社で「あ、ヤギだcapricornus!」と叫んでました。「京都にヤギがこんなにいるんだぁ」…奈良県にいることも、ヤギじゃなくて鹿だってことも気付いていない、すごいなぁsweat01挙げ句の果てに、鹿に地図をムシャムシャと食べられてしまった…自分が行くべき場所が書かれたその部分を。さすがは神のお使いupwardright

先週は、名古屋中日劇場の花組公演に行ってきました。
千寿の天むすはなかなか美味しかったです。東京でも食べられるのはあるけれど、こっちの方が手作り感があって美味しいと思います。

1日は郡上八幡へ。
013 郡上八幡のHPの「時間はかかりますが、是非長良川鉄道でいらしてください」という勧めに従って美濃太田というところから1両のかわいい列車に乗ってコトコトと奥美濃へ。

右に010左に長良川の清流が現れます。

美濃に入った辺りから駅の案内板を見ていると「うだつのあがる町並み」という表示が…ここにくると「うだつ」があがるのか????

ガイドブックをめくってみると美濃和紙問屋たちは街道沿いに軒を連ねていましたが、隣家との間に類焼を防ぐ壁を設けました。それが段々豪華な飾りとなっていって、冨の象徴になったのだそうです。もとは「うだち」だと広辞苑にありました。へぇー、そういう語源があったのか「うだつが上がる」ってup

038 郡上八幡といえば徹夜で踊る盆踊り。
そして、水の城下町。石灰岩質の山に囲まれているため、綺麗な水が溢れてくるのだそうです。

昔から、その水をうまく利用する知恵を持っていて(例えば、何を洗うか時間帯を決めたり、桶を何段階も作って、飲み水、炊事用、洗い物と使い027 分ける)、今も用水は街の皆さんが大切に守っています。どこにいても水の流れる音がして心地よかったですheart04

紅殻格子の民家。家々の軒には俳句や狂歌、川柳など投句された作品が竹細工の笊に下げられていて、どうしても気になってしまう私は一つ一つ読んでは「う~ん」とうなって暫く立ち止まり、「私はこんなうまい句が作れないshock」と悩む。小さい城下町なのに、歩くのに時間がかかるかかるcoldsweats02

036 これが『名水百選』第1号の『宗祇水』。連歌で有名な宗祇は、ここの城主で和歌の達人だった東氏に「古今和歌集」を教わりに来たのだそう。当時は限られた人がこれを教えたり語ったりできたのだそうです。

そういう土地柄からなのか、今でも連句の会やクラシック演奏会や大御所037 を招いての寄席などが定期的に開かれ、文化に対してとても意識が高いのだなぁと思いました。
夏になると、男の子は「通過儀礼」として橋の上から川に向かってダイビングします。これが実際に覗いてみると結構高いんですよ。ちっちゃい子は下の岩の方から飛び込んで、段々高くしていくのだそうです。あくまで土地の子どもたちの「通過儀礼」なので「アトラクション」と間違えないようにしたいものですng観光客がいきなり飛び込んじゃったりするのだそうでban

024_2 美濃では土雛をかざるのだそうです。一般的に関西では、お内裏様は御殿作りですが、こちらもそうでした。おもしろかったのは、一般的な五人囃子とか官女の他に、福の神とか、歌舞伎を題材にしたお人形とか、その時代その時代に子どもにかけた「期待」「思い」が具体的に表れていて、大変賑やかだったことです。
021 「肉弾三勇士」…こんなものもあったのですね。やはり戦前から戦中くらいに作られたのでしょうか。
お昼は地元産のお野菜で地元のお母さんが作ってくれる煮物やけんちん汁、五穀米の定食をいただきました。ガイドブックにはなかなかのっていない穴場だそうです。この旅の中で一番美味しかったお食事です。夢中で食べてしまって、写真にとるのを忘れましたsweat02

次の042日は趣を変え、大名家のおひな様を拝見しに、徳川美術館へ。
名古屋城は戦争で焼け落ちましたが、尾張徳川家に伝わる美術品・甲冑刀剣・調度類は財団になってここに保管されていました。
藩主に嫁いできた大名や公家のお姫様は、自分のお嫁入り道具をそっくりそのままミニチュアにしたおひな様一式もそろえていました。漆や螺鈿の細工のお道具・碁盤将棋盤、焼き物のお皿類、打ち掛けなどなど、すべて本物のデザインを正確に縮小していて、見事でした。どれくらい職人の手がかかっているのかと考えると、気が遠くなりそうです。

062 再現された大名庭園。さすがに御三家筆頭。広大なお庭です。寒牡丹がちょうど見頃でした。

名古屋で驚いたのはタクシーの初乗り料金が500円だったこと!
これに感動している私って…みみっちぃdown

休日の父の座のある雛祭cherryblossom
去年作った句です。去年は桃のお節句は日曜日だったんですね。きっと日本全国でいつもは入れて貰えないおひな祭りにお父さんの「座」があったのではなかろうかと…。「雛祭」は春の季語です。もう春なんですねぇ。荷物だらけの我が家には、お雛様にいていただくスペースがございませんっsign03私のお雛様は、引っ越しを繰り返している内に行方不明にmistそんなことだからずっと結婚できなかったんじゃないのか?父よ、母よannoy歳時記によれば、形代で身体を撫でて穢れを移し、川に流した祓の行事と、公家のお姫様の普段のお人形遊びがくっつき、江戸中期以降、高価な観賞用の段飾りのお雛様が作られ、女の子の成長を願うお祭りになったのだそうです。

●心理(精神)療法のいろいろ

心理療法も精神療法も、もとはpsychotherapyで同じです。ただ、日本では精神科医主導の場合を精神療法、心理臨床家主導の場合を心理療法というのが慣例です。
最近『○○セラピー』が百花繚乱ですが、サイコセラピーであるからには、有資格者・専門家が治療目的、摘要、効果の測定にきちんとかかわれて、はじめてそう呼べるものです。

「アニマル・セラピー」「ドッグ・セラピー」も和製英語で、安易に使われているところがあります。「動物介在療法」というきちんとした名称が元々あり、補助療法として用いられます。テレビなどでよく、ボランティアのワンちゃん達が施設を訪れて、高齢者や子どもたちと接しているところが報道されたりしますが、「動物介在『活動』」であって、正式なセラピーではありません。今のところ「アニマル・セラピスト」というのは存在していません。

治療者・セラピストは、経験だけではなく科学的思考ができるかどうかは大事だと思います。すべて科学であれ、ということではなく、自分がやっていることを科学的に眺めて検証できる思考方法を持っているかと言うことです。

医師、作業療法士は国家資格ですが、心理臨床の分野では多くは学会認定資格となります。学会らしき名称を名乗って資格が取れると宣伝して、講義料を払っても、なんの根拠もない資格だったりするところもあるので……

いずれにしても、どんな背景があってどんな治療法をとっているのか、見極める必要があります。きちんとした専門家かどうか、自分に適した療法か、よく調べて相談してください。日本の健康保険制度の中では医療の場で保険を使って行う事がなかなか難しいという面もあります。

●カウンセリングと心理(精神)療法

カウンセリングは健常な人のこころの問題、軽い問題行動などに対して、言語・非言語的コミュニケーションを通して関わることで、人間的な成長、問題解決を目指します。病院内だけでなく、学校、産業、福祉、司法など様々な場で様々な人が行います。「カウンセラー」という名称を名乗っているからと言って、特に心理や精神医学の専門家であるわけではありません。

心理療法は、精神的な疾患、重篤な症状、問題を抱える人に対し、治療・変容を目的とするものです。この技法を習得するには、それぞれ専門的訓練が必要です。

●個人精神療法と集団精神療法

治療者と患者・クライエントが1:1で向き合う場合、個人精神療法となり、その人間関係を基礎として、支持されること、存在を保証されるされることで、感情の浄化(カタルシス)を得たり、問題の原因を理解し、解決の方向へむかう洞察を目指します。
患者・クライエントが複数になる場合は、集団精神療法といい、治療者との人間関係だけでなく、グループ成員相互の人間関係が重要なカギとなります。

●背景となる理論による分類

主なものをあげてみると、精神分析の諸理論を背景とした精神分析療法、学習理論を背景とした行動療法、ロジャースの自己理論を背景とした来談者中心療法などがあります。

○来談者中心療法
人間は元来回復力・成長力を持っているはずなので、問題や悩みを傾聴することで、クライエント自身が気付きを得て変容していくと考えます。クライエントがそのようになっていくためには、カウンセラーの側に次の3つの条件が必要とされます。まず、カウンセラーはクライエントの前で態度に裏表無く、ありのままに純粋である「自己一致」、批判や審判などをするのではなく、クライエントの存在を無条件に受け入れる「無条件の肯定的尊重」、クライエントの内面をその立場になって感じるが、同時に自分を見失わないでいられる「共感的理解」。この3条件をクライエントに伝えていく過程こそが「傾聴」であり、カウンセラーがきちんと「傾聴」できれば、クライエントは内面を深く語れるようになり、変容へと向かいます。心理療法の基本となるものですが、クライエントの知的能力が極端に低い場合や依存的すぎたりする場合、この方法は向きません。

○精神分析療法
精神分析の創始者S.フロイトは、人間にはまだ意識化されていない欲求や感情があり、無意識の領域にある心の葛藤や傷を意識化していくことで症状が消失すると考えました。自由連想法では、現在・過去の体験や感情について自由に連想を行いますが、その家庭で自分が触れたくない部分で連想に行き詰まったり、治療者との間で自分にとって重要な他者との関係を再現したりします。それにどのような意味があるのか、治療者が解釈を与え、共に洞察をすすめていきます。ユング派では、夢を重視した分析を行ったりします。不安障害やパーソナリティ障害などが対象です。

○交流分析
精神分析の考え方を取り入れながら、精神分析のような深いレベルではなくともパーソナリティを分析したり行動変容をさせることが可能と考えたのが、E.バーンが考えた交流分析です。まず、心の中には「親」「大人」「子ども」の3つの部分があり、状況によってさらに「批判的な親」「養育的な親」「大人」「自由な子ども」「適応した子ども」の5つの働きをすると考えます。今の状況をエゴグラムで分析します。次に、対人関係でP,A,Cのどの部分からどの部分に矢印が向かっているか、コミュニケーションパターンを分析します。「もっとお母さんの手伝いをして助けてよ」というコミュニケーションは、母親のCが子どものPに向かって矢印を向けていることになります。不愉快な感情が残ってしまうコミュニケーションは「ゲーム」です。人間関係で起こる問題をゲーム理論で分析し、解決を図ります。幼児期からの親との関わり合いで私達は無意識の中に人生の脚本を持っていると考えます。その脚本によって成人後も行きにくかったとしたら、脚本を分析して作り替えることも可能だということです。

○行動療法
恐怖症や身体表現性障害などの困った症状は、誤った学習の結果か、正しい学習がなされていない結果であると考え、心理的な面には触れず、行動自体を対象とします。正しい行動、良い行動がとれたとき、間違った行動をやめたとき、ご褒美を与えるというのはトークン(引換券)・エコノミー法といいます。パニック障害で電車に乗れなくなってしまった人には、まず駅まで行ってみる、それが大丈夫になったら、とりあえず電車に乗って降りてみる、普通電車で一駅乗ってみる、急行に乗るというように、段階的に不安や恐怖の対象に慣れさせるという方法をとります。これを系統的脱感作療法といいます。夜尿症には、水分を感知するシーツを敷いて、お漏らししたら、振動などで起こし、自分でおねしょをする前に起きられるようにします。

○アサーション訓練
自己主張がうまくできるかどうかによって、社会から得られる利益の量が違ってきます。対人関係に不安がある人、自分を否定的にとらえがちな人、自己表現が苦手な人、自己主張すべき場面がわからずやり過ぎてしまう人に対して、自分も他者も大切にした上でうまく自己主張するスキルを訓練します、行動療法の一つと考えられます。

○認知行動療法
何かに失敗したとき「自分は何をやってもダメな人間だ」と思ってしまうのは、不合理な信念に基づいていると考え、その認知的問題を指摘し、変容させる治療法です。

○自律訓練法
セルフコントロールを目的とし、自己暗示を利用した身体調整法です。弛緩した姿勢をとり、「気持ちが落ち着いている」「右腕がとても重い」「右腕がとても温かい」「心臓が静かに打っている」というような公式の語句を繰り返し唱え、順番にクリアしていきます。一般のリラクゼーション法、スポーツの上がり対策、集中力のアップなどにも使われます。心身をコントロールすることで心の問題にも繋がると考えます。

自分の問題にどの方法が適しているのかは、専門家の助言を受けた上で判断した方が良いと思います。

次回は、集団精神療法のいろいろ、表現活動を用いた精神療法、ケースの紹介など行いたいと思います。

今年の「春一番」typhoonはかなり過激でしたねdash
また寒気がやってくるようです。3/5に元気にお会いしましょうhappy01paper

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1月30日と2月6日の話題♪

皆様、こんにちは。
毎日寒い{{ (>_<) }}ですね。正しい日本の冬ですね。でもやっぱりつらいです。電熱膝掛けを愛用してます。

だいぶ前の話になってしまいましたが「カニ新年会」 美味しかったですね。楽しかったですね。ヽ(^0^)ノ
鎌倉の海を眺めながらお食事にドライブ、最高でした。皆様、ありがとうございました。
自分で車運転出来るようになりたいなぁ(;_;)。伊豆半島に沈む夕日がきれいでしたぁ!海の波を見るだけで異様にはしゃいじゃうワタシ(^^;)

また、是非ランチしにいきましょうね!
今度は「山里」かなんかいかがですかね?高尾の方とか。

●さてここのところ『マイクロカウンセリング技法』ということを皆様と一緒に学んでおります。

前々回、前回と、DVDに収録されている4ケースを見ながら、どんなきっかけで話の展開が変わって行くのかということをみんなで確認してみました。

きちんと「傾聴」ができて始めて相手との信頼関係が成立して、そのあとの「積極技法」が活きてきます。
まずは相手の話したいこと、感情に丁寧に沿っていくこと。
それには《言い換え》 《励まし》《感情の反映》《要約》《開かれた質問》 などの基本的な技法を積み重ねて相手の「ストーリー」を引き出して行くことが大切。

どうしても私たちって「何か答えてあげなきゃ」 とか「解決策を示してあげなきゃ」と焦ってしまうのですが、本当は答えも解決策も、聞き手側ではなく、話し手側の中にあります。性急に答えを出してしまったり、解決策を提示しても相手は納得してくれないし、「結局ワタシが話したかったことは聞いてもらえなかった」と失望するだけです。

何か焦ってしまうのは、こちら側に何とかしたい欲求があるから。おそらく相手を変えたいと思っちゃうんですね。でも、相手は自分の意志でしか変わってくれない。ここにおそらくは一番の罠があるなぁと思います。
ワタシたちが陥りやすい失敗です。

「聴いて」「聴いて」「待って」待って」…これがなかなか、いやとてつもなく難しい。

DVDを見ながら自分のことを顧みて改めて思ったことは、声のトーンや姿勢や顔の表情が、どうもクライアントに無意識のうちに同調しているなぁということです。

自分のセッションを思い返してみると、どうも相手と極端に違ったトーンにはならないような気がする。

「身体言語」の初歩なのでしょうか。

そして相手の「強み目録」を指摘している頃には私も笑顔になっているし、相手も笑顔が出てくる。そんな気がします。

皆さんは、これまでの人生体験、心理学の知識を持っていらっしゃいます。

周りの人々(家族、友だち、知人など)にとって貴重なソーシャル・サポートになるはずです。周りの人々が困っていたり混乱しているとき、援助の手や情報や共感を差し出せるはず。でも、その時に、相手の気持ちに傾聴できないと、せっかくのサポートも受け入れられず、せっかくの資源もムダになってしまいかねません。

是非、「聴き上手」を目指しましょう!

前回は、皆さんに「ロールプレイング」をしてみていただきました。
「話し手」「聞き手」「観察者」それぞれを経験してみていかがでしたか?

普段意識していなかったところ、ご自分の癖など見えてきたところがあるでしょうか?

普段の「会話」も相互作用です。良い聴き手であれば、相手もきっと同じ様な行動をとるようになってくれると思います。

●次回の話題

勝手ながら、今月末までに「精神療法の色々」という原稿の加筆をせねばならず、それでこちらでも、原稿の調べ物をしたものを元に、「心理(精神)療法のいろいろ」ということで概論をお話ししたいと思います。
その後、「傾聴」から一歩進んで、さらにうまく「自己表現・自己主張」をしてみようということで「アサーション・トレーニング」というのをやってみたいと思います。

●私事ながら…

先月の末、雪組公演を観にムラまで行ってきました。
ちょっと能天気なお坊ちゃまで、かわいい水クンにときめき、ショーの妖しい水クンに惚れ、帰ってきました。皆様、東京公演いらしてね。

来週は、花組が名古屋で公演中なので、ちょっくら行って参ります。
1日くらい郡上八幡の美しい水の流れか、瀬戸の登り窯の様子を見に行く日を作りたいなぁと思っています。

それでは、2月20日にお会いしましょう(^_^)/~

最後に…ホントに内輪の話ながら、ここをのぞきに来てくれてる「まー」さん、合格ホントにおめでとう!!2年間、頑張ろうね!!

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あけましておめでとうございます

19_133_3 お久しぶりです。
以前ご紹介した「スス」です。
お正月から遊ばれてます。この他にもトナカイのコスプレさせられたり、蜜柑の着ぐるみ着せられたり、家猫になるのもなかなか大変そうです。
それをやらせてるのは、実はこのワタシです。

P1000131 皆様、お正月はいかがお過ごしでしたか?
ワタシはクリスマスあたりは友だちと鎌倉巡りをしていました。
この写真はイブの夕方の鶴岡八幡。もうお正月の用意が調っていました。
3日間かけて、北鎌倉あたりのお寺、友だちの趣味に合わせて日蓮縁のお寺、朝比奈慶切り通し周辺のお寺などをめぐりました。ワタシのお気に入りは鎌倉で一番古く、奈良時代創建と伝わる「杉本観音」。頼朝が鎌倉にやってきた頃、本堂が火事になり、ご本尊の観音様3人?が自主的に杉の下に避難していたという伝説が残っています。普通なら、観音様の法力で火災が鎮まったという伝説になりそうなのですが、さっさと自分たちだけ避難してしまうところがなんとも可愛らしいです。想像すると笑ってしまう(不謹慎かな?)でも、その3体の十一面観音様は、とても良いお顔をなさっています。

年末は『奈良,大阪,神戸,和歌山,京都-五都巡り紀行』っていうバスツァーに突如参加してきました。(手帳を眺めて空いた3日間を探し出し、『そうだ!奈良行こう!』と思ってインターネットで探しました)

六甲山山頂で夜景鑑賞、奈良薬師寺、東大寺、奈良公園(ワタシはフリーになって白毫寺と新薬師寺、志賀直哉旧居などを散策)、紀三井寺、平安神宮、清水寺、夜は大阪のホテル泊でふぐ料理三昧がついてました。

19_003 「凍れる音楽」と表現される薬師寺の塔

いつも自分で行っているところだけれど、荷物は全部バスが運んでくれて、バスではひたすら宿題に励み、駅からお寺から宿まですべて送り届けてくれるという、なんだかワタシにとってはひたすら有り難い環境でした。新幹線で行く値段よりずっと安かったし。バスの中は、ひたすら高速を走っているので、缶詰状態です。

19_116_2 大晦日のお昼頃にはちょうど清水寺におりました。
これがテレビでやってた「今年の漢字」ですよ~。『
しかし、いいのだろうか、こんなところで遊んでいて。
どうするんだ、大掃除。
この頃、同居人が家で仕事の山から逃避するため、キッチンの大掃除なんかしていたらしいです。2人で逃避の人生かいっ。

ワタシはなぜカンヅメになる必要があったかといえば…今月末俳句の同人誌の年度賞の応募締め切りなので、なにがなんでも15句を完成させなければいけなかったということで。
15句選ぶにはだいたい4倍の句は必要なもので、2泊3日のバスの中でひたすら電子辞書と歳時記をテーブルに出して苦しんでました。

つい先ほど、今月分の7句は選びました。
でも、まだ年度賞の分が…(T.T)。
毎月、毎年、何かにチャレンジして結果が返ってくる。そういう経験って年をとるにしたがって無くなってきますよね。なので敢えて自分のお尻を叩くということをやってみようと思っています。

19_142 皆さんのお家のお雑煮はどうしていらっしゃいますか?
ワタシはお正月両方の実家にいって、お雑煮を頂いて、じぶんではパスするという怠惰な生活を何年も続けています。
これは、同居人の実家でいただく「福岡」の塩鰤のお雑煮です。
昔は鰤の塩漬けを使っていたそうですが、もう貯蔵の必要が無くなったので、売っていません。お義母さんは鰤をわざわざ塩漬けにし、それを暮れに水で戻し、元旦にゆで戻すという手間をかけます。この塩加減が絶妙に美味しいです。
あとは、焼き豆腐、かまぼこ、干し椎茸、小松菜、焼き餅が入ります。出汁は「あご」でとったものに薄口醤油で味付けします。

19_147 こちらはワタシの実家の「越後」風。曾祖父母は長岡出身です。曾祖母→祖母→母と、ずっとこの塩鮭と野菜たっぶりのお雑煮が受け継がれています。昔は新巻鮭全部を解体し、頭からシッポまですべて使ってグツグツ煮ました。さすがに今時は新巻鮭1本を使うなんて贅沢は出来ませんが。それでも、頭の部分が入っていないと良い出汁がでないということで、塩鮭のアラを探します。大根、ゴボウ、ニンジン、コンニャク、里芋はすべて別々に下ゆでします。後はお揚げに焼き豆腐。お正月の朝、鮭をグツグツ煮て出汁をとったところに、大量の具を投入。ものすごく大きなお鍋が必要です。お椀によそう頃には、全ての材料はクタクタになっていて原形を留めておりません。私達は子どもの頃から食べ慣れているけれど、慣れていない人にとってはちょっと辛いかも。このお雑煮は、2人分作るというわけにはいかないので、祖母と母に頼るしかありません。

19_145 「たまには自分でやらんかぃっ…バシッ(猫パンチ)」

     すみません。

●「話を聴く」ということ

本当の意味で「人の話に耳を傾ける」にはどうしたらいいのだろうか…ということを12/19の回では話題にしてみました。

確かに話を聴いてもらったんだけど、本当に聴いてもらった感じがしない。
聞いてあげたつもりなんだけれど、相手はあまり納得していない様子。

こんな経験ってよくありますよね。

私達は臨床場面で「傾聴」という概念をたたき込まれるわけですが、なかなか言葉で説明するのは難しい。

1960年代、アメリカのアイビィはカウンセリングや心理療法で用いられる技法を「マイクロ」の単位にわけ、それぞれ具体的な命名をし、日常のコミュニケーションや人間関係改善に役立つものとしてマニュアル化しました。「マイクロカウンセリング技法」といいます。

看護学校の講義でも、患者さんとどのようにコミュニケーションをとったらいいのか、その基本的技法として話をします。

私が今回参考・引用しているのは
『マイクロカウンセリング技法-事例場面から学ぶ-』福原眞知子監修 風間書房
です。

①かかわり行動 相手とのラポール(信頼関係)を築くためにもっとも基本的なこと。

視線を「聴いていますよ」というメッセージにするのに、どう合わせればいいか
身体言語(ノンバーバルコミュニケーション)をどう使えばいいか
話すスピード、声のトーンをどうすればいいか
 一口に言うのは難しいですが、つい無意識のうちに私達の内面の感情は非言語的なところで出てしまいがちなもの。本当に相手の言葉の裏の感情を読み取ろうとしないと、「聴いていますよ」というメッセージは伝わりません。

もっとも大切なのは「言語の追跡」。つい私達は「次に何を言えばいいかな」という思いが浮かんでしまって、相手の話を無視してしまいがちです。ここで、話し手のストーリーは途切れてしまうのです。それで、相手には「話したいことが話せない」感覚を持たせてしまいます。まずは、相手が直前に話したこと、少し前に話したことを繰り返したりしながら、相手の話について行くということに注意を払いましょう。大事なのは「私」が何を言いたいか、ではなく、「相手」が話したいことを話せる環境作りです。

相手に「どうぞ話して下さい。私は聴いています」という姿勢が伝われば、相手は安心して話を続けてくれます。

②基本的傾聴技法の連鎖

では言葉の部分ではどんなことに注意を払えばよいでしょうか。

1)開かれた質問、閉ざされた質問

「はい、いいえ」や数語で答えられるような質問は「閉ざされた質問」
相手が自分の言葉でストーリーとして語らなければならないような質問は「開かれた質問」
それぞれ場面によって使い分けます。

つい私達がやってしまいがちな失敗は、自分が聞きたい事だけを矢継ぎ早に質問してしまう「閉ざされた質問」の連発。まずは、相手のペースを考えながら、「開かれた質問」をうまく使いましょう。

2)クライエント観察技法

話を聴きながら、相手の言葉と表情・態度の矛盾や変化に気付くことが後に重要になります。しかし気付いたからといってすぐに話題にするのではなく、まずは「いまここで」起こっていることをじっくり観察し、相手の話についていきましょう。

3)はげまし、いいかえ、要約

これらは「共感」するという行動の基礎となります。

頷いたり、「ええ」「それで?」といったり、相手の言葉を短く繰り返すことで相手の「語る」ことを励まします。
相手の語っていることの本質をとらえてキーワードとしていいかえてみます。
あなたの語りたかったことはこういうことですね、とエッセンスを要約してみます。

相手は自分が語ったことを映し出してもらうことで、自分の語りたかったことの本質や、本当の感情などに気付きを得ることができます。

4)感情の反映

言語化されていないけれど、観察して気付いた相手の感情をフィードバックします。
結局、問題は、相手が根底にある自分の感情へ気付いたり、向き合う事をしなければ解決しないものです。

まずはこれらをうまくつかいながら相手との「信頼関係」を築かなければ、次の段階の技法を使ってみてもなんの効果も得られません。まずは、相手に「この人は私を理解してくれる」と信頼してもらわなければなんの発展もないのです。

普通の人間関係ならば、この段階まででも十分なはずです。
人は自分の人生を「ストーリー」として語ったとき、色々気付きを得て、自分自身に立ち向かっていく力を持っているはずです。
私達は、「ストーリー」を語る鏡になればいいのだと思います。

大切なのは、やはりこちらの価値観の枠の中で判断しないこと、「私が語る」場ではないことをよく考えることではないでしょうか。

私達は占い師でもスピリチュアルカウンセラーでもないので、とにかく相手の話に耳を傾けるしかありません。

本当に相手との間でラポールが築かれ、相手へ何らかの働きかけが必要であり、相手もそれを受け入れる素地ができたなら<問題の定義化><目標の設定><不一致との対決>といった段階へと進むこともあります。しかし、信頼関係がないのに、勝手に解釈を与えたり、問題点を指摘したり、不一致をあげつらってみても、なんの効果もないばかりか、これまでの時間を全くムダにしてしまうことになりかねません。

私達がそのような無謀なことをしてしまうと、相手は「全く聞いて貰えなかった」と思ってしまいますし、かえって問題から目をそらす結果になります。

DVDで事例場面を2ケース見て、良い例、悪い例を比較しながら皆さんに意見を伺いました。

比較してみると、ちょっとしたこちらの態度で話の展開が全く変わってしまうということを実感していただけたかと思います。

次回は、もう2ケース見ていただいて、実際にペアを組んでロールプレイングをしてみようと思います。
是非、試してみて下さいね!

さて、「カニ新年会」楽しみですね~ヽ(^0^)ノ

お世話して下さったKさん、ありがとうございます。よろしくお願いします。
今回は参加できなかったここを読んでくださってるゲストの方々、次回は是非いらしてく