4/16のご報告
ぽかぽか
…気温が20度を超えてきました。
ちゃんと春の盛りの句を作らないウチに初夏になってしまう、どうしよう~![]()
さて、 鞦韆 これはなんと読むか知っている方、いらっしゃいますかぁ?
もちろん、私も俳句を作るようになるまで、全く知らない言葉でした。
「しゅうせん」と読むのだそうです。じつは、「ぶらんこ」のことなんですよ。
あの有名な漢詩「春夜」に
春宵一刻値千金
花有清香月有陰
…
鞦韆院落夜沈沈
とあります。中国では優雅な春のお遊びだったのですね。
歳時記でも、「ぶらんこ」は春の季語になっています。
なぜか他にも子どもの遊びは春の季語が多い。
風車、風船、凧、シャボン玉も春の季語です。なぜかな?
鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋鷹女
という句が有名です。ぶらんこに愛…全く関係ないようでいて、なんとなく底の方で
繋がっていそうな…それが俳句の妙味。
春の空に向かって思いっきりブランコを漕いでみる。
気持ちよさそうです。泪も飛んでいきそうです。
●アサーショントレーニングの続きです
今回は「論理療法」の考え方からご紹介しました。
日本では「論理療法」と訳されていますが、元々は
Rational Emotive Behavior Therapy です。
私達は、Aという出来事があったら、Cという感情や行動が起こるのだ
と「直線的因果論」で考えがちですが、じつはなかにBという思考が入っていて、
思考が変われば、原因も結果も変わりますよ…という考え方です。
例えば…
失恋は誰にとっても辛いもの。
しかし「あの人を失ってしまったら私の人生はおしまいだ」という感情はどうでしょう。
本当にその人1人にこだわる必要有ります?本当に人生は終わっちゃうの?
失恋という原因が不幸という結果を必ずもたらすと考えるのはちょっと飛躍しすぎかも。
こういうBeliefをイラショナルビリーフといいます。
その反対の「ラショナルビリーフ」は事実に即し、論理的で飛躍のない、
自分を助ける考え方です。
「職場で自分は主任に嫌われている」
「だから、この職場にいるのは辛いから辞めるしかない」はイラショナルビリーフ。
「周りの人間は私を嫌っていない。1人に嫌われたとしても、辞める必要はない」
これがラショナルビリーフです。
さて、イラショナルビリーフのリストです。
当てはまるものはないですか?
1.大切だと思う人からはすべて愛されなければ。
→ 自分だって人をえり好みしてるでしょ?お互い様ですよ。自分で自分を愛せばいい。
「全ての人に愛されたい」という実現不可能な欲求、愛情欲求のイラショナルビリーフです
2.有能で必要と認められるためには、素晴らしい業績をずっと上げなくては。
→ いつも素晴らしくなくて良い。出来るときはやって、出来ないときはそのまま。
「素晴らしい業績を上げたい」という大きな願望で、失敗恐怖のイラショナルビリーフです
3.不正を犯した場合、その人は当然罰せられるべき。
→ 過ちを犯せば罰せられるのは当然だけど、そう杓子定規にいかないのが世の中。
人間の行為は評価の対象になるが、人間の存在は評価のしようがないのです。
「あの人は悪い人」というレッテル貼り、非難のイラショナルビリーフです
4.人間は自分の思い通りにならないと絶望的になってしまうのは当然。
→ 絶望感は環境や相手の所為ではなく、自分のBeliefの具合。相手がいる以上、
思い通りにならないのが当然。
論理が飛躍した欲求不満のイラショナルビリーフです
5.人生の悩みは環境によるもので、私の力ではどうしようもない。
→ 環境がとても困難でも克服した人は身近にいるはず。
憂うつのイラショナルビリーフです
6.危険なことが起こりそうなときは、不安になるのが当然。
→ 感情は自己決定できるので、これは不安な感情の責任を他に転嫁しています。
不安を感じたとしても、それをコントロールは出来ます。不安のイラショナルビリーフです。
7.人生の問題は達成するのが難しいからなるべく責任はとらない方がいい。
→ 人生の課題の解決策はすぐ見つからなくてもいいんです、タイミングがありますから。
「困難に立ち向かうより楽をしたい」という怠惰のイラショナルビリーフです
8.人に言われるように従って生きた方が結局いい。
→ 残念ながら、大人になると甘えていられないんです、人間は。
「永遠の赤ちゃん願望」であり、受け身の生き方のイラショナルビリーフです
9.過去の経験がずっと影響していて、今の私の人生を決めている。
→ 確かに、過去の経験は今の私達に「影響」していますが、「決定」までしてません。
「人間は過去の経験の奴隷で、今も手枷足枷を受けている」という生育歴への偏見のイラショナルビリーフです
10.人生の問題は正しい解決策があるはず。それを手に入れられないと大変だ。
→ 残念ながら心理学を含め人間科学は、確かな解決策も正解も提示できません。立ち向かう、チャレンジする、そしてリスクも負うことも覚悟することが人生には必要なんです。
「人生に明確な解決策があるはず」というのは願望に過ぎません。現実逃避のイラショナルビリーフです
11.「識者」や世間のビリーフは正しいから、疑問をもつ必要はない。
→ これまで何度も触れてきたように、「識者」も我々もステレオタイプなど偏見からすべて解き放たれているわけではありません。批判能力が必要です。
権威へのイラショナルビリーフです。
12.付き合いづらい人と共に生きるなんて、腹立たしいったらありゃしない。
→ 確かにどこにでも気に入らない人は出現します。でも、本当にその人全部が気にくわないというのは行きすぎた考え方では?
相手を自分好みに変えられない以上、自分のBeliefを変更するしかないです。欲求不満耐性のイラショナルビリーフです
自分になんか心当たりがあるなぁと思ったら、
よりラショナルな文章に実際に書き換えてみては?
人間が1人で生きられない以上、「よりよいコミュニケーション」が必要です。
アサーティブになっていくというのは、結局「言葉を磨く、相手に言葉が伝わる工夫」
をすることなんです、とのこと。
肯定的メッセージは、送り手受け手が「良い感じ」になれる言語行動
「誉める」「ユーモア」「挨拶」「感謝」「自慢話」などがそれです。
簡単にできているようで、実は苦手な人が多い。
例えば、
人を誉められても、自分が「誉められる」と居心地が悪くてつい否定しちゃう。
「自慢話」はするべきじゃないと思ってしまう。
こういう人は、もうちょっと「人生の棚卸し」してくださいね。
アメリカではイチローはとっても賞賛される。
「あの人に出来たのなら、もしかしたら私にも出来るかも。
そうした例を示してくれた人はとても素晴らしい」という考え方。
加算方式の自己評価です。
「自慢話はまずい」と思っちゃうのは、自分を減点法で評価しているから。
それはちょっと窮屈ではないですか?
他の人を誉められるなら、自分のこともちゃんと誉めてあげましょう。
否定的メッセージは、送り手も受けても気が重くなる言語活動。
「断る」
「相手を傷つけたらどうしよう」「後で関係がまずくなるかも」「二度と声をかけてくれなくなる」などなど、結構「断る」には勇気が必要で、難しいですね。
でも、「断る」のは自分で自分を守るために必要です。
断っても、自分が感じているほど相手は深刻にとらえていなかったり、
断ってあげることで、かえって相手がホッとしてることもありますよ。
「お願い」
人に仕事を任せられなくて、自分で抱え込んじゃう人、
「私がやるしかないんだ」と思いこんでる人いますね。
お願い下手で、甘えて良いときに甘えられないからでは?
時には自分の中に甘えを許すことも必要です。
「怒り」
私も接客業とかクレーム処理の仕事したことあります。
人の怒りに触れただけで、結構ダメージ受けますよね。
「怒る人の感情に対する責任まで背負い込まない」ことがポイントだといいます。
感情の基本原則は「自分の責任で相手に感じさせられたのではない」です。
怒りを感じているのも本人で怒ることを決めたのも本人です。
謝るべき時にはちゃんと謝るけれど、「自分の所為だ」と思う必要はないのです。
冷静に交渉する手もあったけれど、「怒る」ことにしたのは相手だから。
確かに「怒りたくて怒ってる人」に責任とれないです。
しかし、「怒り」を感じちゃいけないわけでなく、それは健康なものです。
自分が怒りを感じたときには、「Iメッセージ」で伝えましょう。「私はこうだから怒ってる」
「アナタが悪いから怒ってる」は相手を追い詰め責める「Youメッセージ」です。
「批判」
批判はお互いの成長になるし、理解を深めるために必要です。
それに強くなることも必要です。
批判が怖いのは、「批判」と「非難」をごっちゃにするから。
「批判」は事実に基づいているけれど
「非難」は自分の利益のため相手をやっつける意図を持っています。
人から批判されたら、まず心当たりのある事実に基づいた「批判」か
不当な「非難」か見極めましょう。
「非難」なら取り合う必要はありません。
それにのっかちゃうと、相手の「ゲーム」に取り込まれてしまいます。
「相手に気に入られるようにしなくては。人に嫌われないようにしなくては。」
というのは、よく人間の頭に浮かんでくる「自己批判」。
全ての人に気に入られるなんて、そりゃ無理ですというのが多分ラショナルビリーフ。
「批判をおくるときのポイント」を考えてみましょう。
1.一つの内容について、批判は1回、くどくど言わない。
2.事実、データを元にして批判を送る。
3.事実プラス自分の気持ちを添えてみる。
4.メンツをつぶさないよう、相手の自尊心を傷つけないよう配慮しましょう。
5.直接本人に伝え、陰では言わない。
私達は人生でいろいろな問題を解決して行かなくちゃいけません。
でも、こういう問題って「正解」もないし、解も一つではないですね。
カウンセリングの解も、一つではないです。
問題に、相手がいる場合は特に難しくなってきます。
相手が歩み寄ってくれるようなメッセージを送って折り合いをつけるには
どんな方法があるでしょう?
例えば、
今あなたは新幹線の指定席で旅を楽しもうとしています。
ところが、隣の人が携帯で大きな声でずっと話しています。
とてもじゃないけれど、このままでは楽しめそうにありません。
さて、どうしましょう。
ここでLADDERという方法のご紹介。
Look 自分の基本的人権、欲求、要求、感情を観察する。
→ 私はいらだっている。私には、ものを言う、表現する人権がある。
Arrange 相手に話すTPOを考える。
→ どのタイミングで話しかければいいか、どの状態なら聞いてくれそうか間をとる。
Define the problem situation 事実に即し、具体的にわかりやすく述べる。
→ 新幹線の中は携帯での通話はしないのが原則。
でも、隣の人は長時間大きな声で話している。それで私は旅を楽しめない。デッキで話すのが適当である。
Describe your feeling Iメッセージで自分の感情を述べる。
→ 私は旅を邪魔されたと感じてとても腹が立っている。
Express これまでの内容を短い簡潔な表現で「頼み」にする。
→ 私は、大きな声で旅が楽しめないので腹が立っている。デッキで使って貰えないか。
Reinforce 相手が自分の提案に意欲的に取り組んでくれるよう作戦を考える。
→ 相手の協力が得られた場合の利益、得られなかった場合の不利益を述べる。
「あのー、ちょっと今いいですか?伝えたいことがあります。私は今とても腹が立っているんですよ。アナタの大きな声が伝わってきてしまうので、落ち着いていられないんです。もし今話したいなら、デッキで話して貰えませんか?そうすれば、アナタは気兼ねなく話せるし、私も安心して旅が出来ます。協力して貰えないと、この場でトラブルになります。それはお互いにとって厄介ですよね。どうですか?」
多分、いきなり「うるさいっ!デッキで話せ!」と言うより(これは「Youメッセージ」)、
素直にデッキに行ってくれる確率は高くなるのでは?
そこで「宿題」です。
あなたは中学3年生の娘の親です。娘の門限は午後10時とお互いに決めました。
ところが今月だけで3度破っています。今日も11時頃、悪びれた様子もなく帰宅…。
あなたなら、どうメッセージを送りますか?
是非1度チャレンジしてみて。紙に実際書いてみると、客観的になれますよ。
というわけで
私達が抱えている問題は、ちゃんと原因を突き止めてみることが必要な場合もあるし、
(それで自分自身を少しでも客観的に眺められるようになればしめたもの)
「悪者探し」に躍起になるのではなく、自分の考え方や行動を変更してみるのも手では…
と思うのです。
世の中には原因が突き止めようとしても無理なものだってあります。
どうしても「付き合って」いかければいけない課題もあります。
例えば、統合失調症の人たちが抱える「幻覚・妄想」。
いくら原因が何かを追究して苦しんでいても解決しない場合が多い。
『浦河べてるの家』では
「三度の飯よりミーティング」「安心してサボれる職場づくり」「自分でつけよう自分の病気」「幻聴から幻聴さんへ」「弱さの情報公開」「勝手に治すな自分の病気」「昇る人生から降りる人生へ」などをキャッチフレーズに自助活動、SSTなどを行っています。
先進的な取り組みとして、今では見学者が押し寄せ、町おこしになっています。
私も、北海道旅行に行ったときに見学に行きたかったけれど
ちょっと無理でした![]()
ここで行われているSST、「当事者研究」を認知行動療法としてとらえたDVDが出ています。次回は、皆さんと一緒にこれを見て、人生の問題への対処の仕方のヒントを考えてみようと思います。
●緊急ですが、皆さんにご相談したいこと…
6/4のこの会なのですが、
私にとってはどうしても「行きたい用事」ができてしまいました。
もしできたら、1回ずらしていただけないでしょうか?
5/21,6/4と続けて2回お休みになってしまうので心苦しいのですが![]()
ご検討下さいませ![]()
次の回5/7は2時から!自分に言い聞かせてます![]()

















